※写真は過去の様子です。

※2021年は蝋燭プロジェクトは開催いたしません※

ふじさんホールにろうそくの灯りを!

『富士吉田梅若薪能』は、おかげさまを持ちまして今年で41回目を迎えます。富士吉田の薪能は戦後に住民有志の力で立ち上げたものとしては、全国一番とも言われる伝統を持っています。誕生のきっかけとなったのは観世流梅若の能楽師・浅井泰太郎氏が妻の地元である富士吉田に疎開していたことから始まりました。この地に住んで間もないうちに母を失った浅井氏は、一周忌の場にて能楽の古式に従い「お謡(うた)い」で追悼を行いました。これに当時の正福寺の住職・遠山秀雄氏がいたく感激し、浅井氏について謡いを学ぶうちに同好の輪が広がり、やがて薪能を主管する緑泰会、緑鈴会、緑皇会へと発展して参りました。
 昭和47年に記念すべき第一回公演が幽玄の神域『冨士浅間神社神楽殿』にて開催され、演目は能が「翁」「葵上」狂言が「茶壷」でした。以後昭和53年の第二回、昭和57年の第三回と、資金を積み立てながらも有志による薪能奉納が続けられました。
 3~5年おきの公演ながらも一流の出演者を揃え、心を込めた舞台を作り続けたことが、日本で一番と自負する環境とそれを支える関係者の方々の熱意が、そのまま富士吉田梅若薪能の歴史となっています。今回の出演者に、梅若実、角当行雄、角当直隆、山本東次郎をお迎えし、能「花月」「紅葉狩」を公演いたします。
 公演が100回を迎えられることが出来ますようにと願いを込め、皆様方の温かいご支援で一つ一つ灯籠に灯りを灯して参りたいと存じます。
是非、皆様方のご協力、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

ローソク献火実行委員会委員長 刑部光太郎  

1口 5千円にて一基の灯籠に灯りを灯します。
●会場内芳名板にお名前を記載させていただきます。

●協力者のお名前は、毎年HPに掲載されております。

●2口以上ご寄付いただいた方全員に記念品を
 ご進呈させていただきます。

●受付連絡先
富士吉田市緑ヶ丘2-5-23
富士吉田市民会館内 薪能事務局

TEL.0555-23-3100 

※写真は過去の様子です。