第41回公演内容

仕舞 鶴亀

新春、唐の都の朝廷において、年の最初の四季の節会が催された。絢爛豪華な宮殿で皇帝は百官卿相の拝賀を受け、万民もその場に集う。拝賀が終わると、鶴と亀が舞い、皇帝の長寿を寿ぐ。それに気を良くした皇帝は舞楽を奏させて自ら舞い、長生殿に戻っていく。


能 花月

清水寺に辿り着いたワキは元筑紫国英彦山の人、左衛門である。彼は七歳になったわが子が失踪したことに世をはかなみ出家し、諸国を巡っている。清水寺に参詣した際近所に面白いものはないかと寺男にきくと、門前に面白い遊芸をする少年がいるとのことである。寺男の勧めでその少年の舞を見ると、まさに我が子であることに気付く。聞けば花月は天狗に攫われ諸国の山を巡ったという。再会を喜んだ父子は一緒に修行の道を歩むのであった。


狂言 昆布売

大名が道中出会った昆布売りに無理に太刀を持たせ供を強要するが、逆にその太刀で大名を脅して、代わりに昆布を売らせる。


仕舞 重荷

準備中


能 紅葉狩

場面は信濃国戸隠である。前シテ一行の道行きで幕を開ける。身分の高い上臈らしき女性が、侍女と連れ立って紅葉見物にやってきた。絶景の中、地謡前に幕を巡らし宴会となる。次いで馬に乗り供の者を従えたワキが登場する。鹿狩りにやってきた平維茂の一行である。維茂は、供の者に命じて、楽しげな酒宴の様子を見に遣わす。アイとの問答があるが、美女一行は素性を明かさない。騒々しく馬で走り過ぎるのも無粋なので維茂は下馬し通り過ぎようとするが、シテが一緒に紅葉と酒を楽しみましょうと誘う。無下に断ることもできず宴に参加した維茂であったが、美女の舞と酒のために不覚にも前後を忘れてしまう。シテの舞う美しい中ノ舞は突如激しい急ノ舞となり、美女の本性を覗かせるが、維茂は眠ったままである。女達は目を覚ますなよと言い捨てて消える。