第42回公演内容

能 半蔀 -はじとみ-

北山雲林院にて立花供養をする僧の所へ、一人の女が訪れる。女は夕顔の精と名乗り、五条辺りを尋ね給えと消え失せ、僧が出かけると夕顔棚の内に現れ、光源氏と夕顔の君の昔語りをして、そのまま夢の様に消えてしまう。


狂言 昆布売 -こぶうり-

お供を従えず外出した大名が自分で太刀を持つのも何なので、太刃持ちになってくれる者はいないかと探す。昆布を売り歩く男に声をかけ、いやがるのを無理に太刀持ちにさせるが、大名に怒りを感じた昆布売りは太刀を抜き大名に切りかかる。殺されてはかなわない大名は昆布売りの言うがまま、歌を謡いながら昆布を売る。昆布売りは謡い踊り出した大名を尻目に太刀を持ったまま逃げてしまう。

 


能 一角仙人 -いっかくせんにん-

天竺の山中に住む一角仙人は、龍神と争って彼らを岩屋に閉じこめてしまい、そのため雨が降らなくなった。帝王は美しい施陀夫人をさしむける。その色香にひかれた仙人は勧められるままに酒を呑み、つられて舞を舞ううちに酔いつぶれてしまう。仙人の神通力は失せ、岩屋をやぶって現れた龍神が大雨を降らせた。


*引用

能楽協会HP